入稿データ作成ガイド

箔押し印刷用のデータ作成方法について解説いたします。
箔押し印刷は一般的な商業印刷と比べると少し異なった印刷となります。 注意事項がいくつかありますのでご確認の上、データを作成してください。

1.テンプレートをダウンロードする

入稿データを作成する際は、当店指定のテンプレートをダウンロードしてお使いください。 ご希望のサイズのテンプレートがない場合は、当店にて制作いたしますのでお気軽にお問い合わせください。
また、他社様のテンプレートを使用しても問題ありませんが、データ不備になる場合がありますのでご注意ください。

2.デザインデータを作成する

デザインデータはAdobe Illustrator/Photoshopでの制作を推奨しております。
下記の注意事項をご確認いただきデータを制作してください。

箔押し文字は6pt以上、線は0.3pt以上を推奨

文字は6pt以上、線は0.3pt以上を推奨

文字は6pt以上、線は0.3pt(約0.1mm)以上を推奨しています。
推奨ポイントでも画数の多い文字などは潰れてしまう可能性がございますのでご注意ください。

箔押しの広範囲のベタ

広範囲のベタは極力避けてください

ベタ(塗り潰し)の多い図形は掠れやピンホールなどの問題が起きる場合があります。また、用紙の裏側に押し跡の凹凸が発生しやすくなります。 ベタ領域は30mm×30mm以内を目安にデザインしてください。

箔押しの抜き文字

抜き文字は若干太らせてください

ベタの背景に抜き文字や線を入れる場合は、推奨サイズよりも太くデザインしてください。 箔が抜けきらずに詰まってしまう可能性があります。

天地左右に3mmのマージン

天地左右に3mmのマージンが必要です

箔押しの箇所は仕上がりサイズの天地左右より各3mm内側に入れてください。 フチ無しデザインは10%割り増し料金にて承りますので事前にご相談ください。(通常印刷は無料でフチ無し印刷が可能です)

箔押しの抜き合わせ

抜き合わせのデザインは対応できません

2色以上使用する場合、抜き合わせ(隣接)のデザインはご対応できません。
各色が隣り合わないように1mm以上空けてデザインしてください。(箔の上から箔を載せることもできません)

印字可能な最大サイズ

印字可能な最大サイズは90×140mmです。

当店で印字可能な箔押しのサイズは90mm×140mmです。
封筒印刷や持ち込み印刷の場合は印字サイズ、範囲にご注意ください。

※合わせてこちらの製品の品質基準ページもご確認ください。

Illustratorで作成する場合

  • 対応バージョン:全バージョン対応
  • 保存形式:ai(推奨)/eps
  • 墨1色(K100%)で作成してください。(アミやグラデーションは表現できません)
  • 文字は全てアウトライン化してください
  • 箔を2色以上使用する場合、箔の色ごとにレイヤーを分けてください。(レイヤー名に箔色を記入)
  • 画像を配置する場合、原寸で1,200ppi以上の解像度で作成し墨1色(K100%)で作成してください。また、埋め込みはせずにリンクで配置してください。

Photoshopで作成する場合

  • 保存形式:psd
  • 解像度は1,200ppi以上で作成してください。
  • モノクロ2階調(推奨)またはグレースケールで作成してください。(RGBモードの場合、当店でモノクロ2階調に変換させていただきます)
  • トンボがない場合、仕上がりサイズでドキュメントを作成してください。
  • 墨1色(K100%)で作成してください。(アミやグラデーションは表現できません)
  • 文字は全てラスタライズ化してください。(レイヤーの統合でも可)
  • 箔を2色以上使用する場合、箔の色ごとにレイヤーを分けてください。
  • 通常カラー印刷がある場合、「通常カラー印刷」レイヤーを作成してデザインしてください。

画像形式(jpg等)で作成する場合

  • 当店指定のテンプレートで作成してください。
    テンプレートがない場合、制作いたしますのでご連絡ください。
  • 墨1色(K100%)で作成してください。(アミやグラデーションは表現できません)
  • 箔を2色以上使用する場合、箔の色ごとにデータを分けてください。

PDFで作成する場合

  • トンボを作成するか、仕上がりサイズで作成してください。
  • 墨1色(K100%)で作成してください。(アミやグラデーションは表現できません)
  • 箔を2色以上使用する場合、箔の色ごとにデータを分けてください。

Officeデータで作成する場合(Word、Powerpoint等)

  • 印刷データ用に変換作業が発生しますので、別途調整料を頂戴いたします。(片面800円)
    PDFデータに変換して入稿していただければ変換料は発生いたしません。

3.確認用の画像を作成(Illustratorの場合)

確認用の画像を作成

JPGで画像を書き出す

仕上がり確認用にJPG画像を用意してください。
Illustrator上の「ファイル」-「書き出し形式」を実行。ファイルの種類を「JPG」にして保存してください。(画像データ入稿の場合は作成不要です)

4.デザインデータを入稿する

IPファイルに圧縮

ZIPファイルに圧縮してください

ご入稿いただく実データや画像データなどは、全て1つのフォルダにまとめてZIP圧縮してください。
複数ご注文された場合、ファイル名などで分かりやすくしてください。

マイページからデータを送信

マイページから入稿データを送信する

ZIP圧縮した入稿データをマイページから送信してください。
入稿可能なご注文状況の場合、ご注文履歴の「データを入稿する」ボタンが表示されますのでアクセスしてください。 案内にしたがって入稿データを選択・送信するだけで簡単に入稿することができます。

  • データ入稿はご注文完了後にご利用いただけます。
  • 事前にデータの確認を依頼したい場合は、お問い合わせページから送信してください。